2012年7月7日土曜日

ホームページで「形典」を公開しています.

ホームページに「形典」をアップしました.この中の「形典の基礎概念」の用語を使って,現在,「作品紹介」の解説を“アルスノート”として加筆しながら更新しています.この更新情報は,日々ツイッターでお知らせしています.

言葉というものは実に便利です.形典の基礎概念の新しい言葉の定義を使って,新しい視点からの解説や問題提起ができるからです.もっとも,新しい視点といっても,やはり日常のどこかで使っている視点の組換えですね.言葉は,どうしてもほぼ共通と思われる認識を再構築し,その差異を確認しながら,新しいく意味されるものを伝えていくことになります.

面倒ですが便利であるが故の負の側面です.正に,今の政治用語のようなもので,たとえば政党の名の意味されるはずの政策がかけ離れてきても,政党名を変えないといったことです.「官主党とか「棄民党」の方が解りやすいなんて言う人もいます.言葉のもつ理念が普遍的であっても,その利用はテクニックですから,やはり両刃の剣ですね.言葉にもウィルスが付いて来るわけで,言葉のリスク管理が必要です. えっ!形典もだろうって?もちろん学問のウィルスチェックは,古来から常識です. もっと怖いことがありますよ.報道の自主規制です.“自主”は,ウィルスかも?


質問があったのでお答え:上記のツイッターの写真は紙のマケットです.よく見ると壁が透き通っています